男子400mハードル・世界記録保持者のK.ワーホルム(29、ノルウェー)が3日、東京世界陸上(9月13日開幕)に向けた事前合宿のため、福岡空港に到着。

ワーホルムは8月17日のダイヤモンドリーグ(DL)シレジア大会で46秒28の今季世界最高をマーク。29日のDLファイナル(スイス)でも圧巻の走りをみせ、46秒70で3度目の優勝を果たした。東京五輪(2021年)では決勝で45秒94の世界新記録を出して金メダルを獲得。世界陸上では同じ国立競技場を舞台に、大会2連覇を狙う。

ノルウェーから香港を経由して到着したワーホルムは、他のノルウェー選手団とは別行動。“年齢差39歳”のオラフコーチらとともに、“チーム・ワーホルム”での来日となった。

「長旅だったけど、(体調は)大丈夫だよ。日本に来られてとてもワクワクしている」と笑顔で答えてくれたワーホルム。

日本での食事も楽しみにしているとし「ノルウェーのサーモンと日本の寿司は最高の“融合”だよ」とお気に入りの“寿司ネタ”をアピール。さらに世界陸上後には沖縄にも訪れる予定だと話し「紫色のスイートポテト知ってる?ドキュメンタリーで見たんだ。ほかにも美味しいものをたくさん食べてみたい」と沖縄での人気スイーツも楽しみだという。

今回の世界陸上での目標について一緒に来日したオラフコーチは「みんなできることなら優勝したいと思ってるよ。それは僕らも同じ。そのために全力を尽くすだけ」とし、ワーホルムも頷きながら「もう一つ言うなら全力で楽しむことかな」と話し、東京五輪に続く金メダル獲得に向け、合宿地の福岡で調整をスタートさせる。

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