野球のU-18日本代表の壮行試合が2日に那覇市で行われ、甲子園優勝メンバーの活躍に満員のスタジアムが沸きました。

夏の甲子園優勝投手、沖縄尚学・末吉良丞ら全国から超高校級の選手たちが集ったU-18日本代表と、甲子園優勝の沖尚メンバーを中心とする沖縄県高校選抜。

沖縄で実現した、ドリームマッチに試合前からスタジアムには人が溢れます。

小学生
(今日はどっちの応援?)「沖尚!沖尚!沖尚!」「甲子園で活躍した選手を見られるのがとてもうれしいです」

(上空から下地キャスター)
「夏の甲子園の興奮が再び沖縄にやってきました。今宵限りの夢の対決を見ようと、スタジアムは人で溢れています」

末吉良丞投手
「地元開催ということでこれほど応援していただけると嬉しい気持ちでいっぱいです」

新垣有絃投手
「同じチームのライバルとして負けられない気持ちで投げました」

夏の甲子園優勝の原動力となった沖縄尚学Wエースの投げ合いは、高校日本代表末吉良丞が2回を無失点。

新垣有絃は3回に1点を失うも、世代を代表する強打者に立ち向かいます。

スコールによる中断をはさみながらも、この日集まった1万7969人の声援は止むことなく、沖縄の夜に響き続けます。

すると、試合が再開された5回ウラ。沖縄県選抜はエナジックスポーツのイーマン琉海。

イーマン琉海選手
「夏の決勝よりもすごい盛りあがりの中で高校最後に野球ができてすごく楽しかったです」

最後まで奮闘を見せる沖縄県選抜の活躍に、スタジアムからは大きな拍手が送られました。

比嘉公也監督
「やっぱり沖縄県民の野球熱の高さというか、応援のすごさというか、甲子園以上に感じました」「小学生中学生が、野球を続けたいと思う子が一人でも出てくることがいいかなと思います」

甲子園優勝の盛りあがりで、ますます、高まる沖縄の野球熱。
大応援が、今度は世界一を目指すU-18日本代表を後押しします。

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