25歳の坂本選手は、ミラノ・コルティナオリンピックが行われる今シーズンかぎりでの現役引退を表明していて5日、大阪 泉佐野市で開かれた大会でシーズン初戦に臨みました。
前半のショートプログラムは青を基調とした衣装で「Time To SayGoodbye」を演じ、坂本選手は冒頭の3回転ルッツとダブルアクセルをきれいに着氷しました。
しかし、後半のジャンプは、3回転フリップが2回転になったうえ、連続にすることができず、大きく減点されました。
その後、持ち前のしなやかなスケーティングや厳かな曲調にあわせた力強い振り付けを見せましたが、スピンやステップでも取りこぼして得点が伸びず、65.25で4位と出遅れました。
ことしの世界選手権で銅メダルを獲得した20歳の千葉百音選手が冒頭の3回転の連続ジャンプを決め、すべてのスピンでも最高評価を得て73.11で前半首位に立ちました。
女子シングル後半のフリーは6日行われます。
坂本花織「SPの鬼門 本番でもミスが出た」
坂本花織選手は「練習でもノーミスの確率は低かったし、ショートプログラムの3回転、3回転が鬼門になっていたので、本番でもミスが出た。ただ、ほかのところの手応えはあり、振り付けなどにも気を遣えるようになったのは成長かなと思う。フリーも今自分ができることをやって、課題を見つけたい」と話していました。
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