阪神が優勝すると、大阪・ミナミの道頓堀川に飛び込む人が相次ぐことを受けて、大阪・北区にある日本分析化学専門学校は2003年に阪神がリーグ優勝した翌年から川の水の濁りの程度や細菌の数などを調査しています。

これまでの調査では毎回、川の水から大腸菌が検出されていて、8月の調査でも川の水100ミリリットルあたり200個から5000個ほどの大腸菌が検出されたということです。

遊泳用のプールの基準は「大腸菌が検出されないこと」となっていることから、調査した宮道隆 教務部長は「道頓堀川は泳ぐのに適さない川で、下痢などの恐れもある」と指摘しました。

その上で、「例えて言うならお手洗いの便器の水に飛び込むようなイメージだ。おととし阪神が優勝した際もお祭り騒ぎとなり多くの人が飛び込んでいたが、今回はゼロであってほしい」と注意を呼びかけています。

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