大相撲の横綱大の里は8日、東京都足立区の境川部屋へ出稽古し、幕内平戸海と12番続けて取って9勝3敗だった。「立ち合いの角度、下半身、左の使い方」を意識したそうで、「まだまだな部分もあった。しっかりと初日に間に合わせるようにしたい」と話した。

 引いて押し出される場面があったものの、中盤以降は右差しや左おっつけで圧倒。修正力が高く「最初は駄目だった。途中から集中してできた。気合の入った稽古ができた」とうなずいた。珍しくテーピングを巻いた左肘は問題ないとした。

 「15日間は長い。しっかりと精度を上げて、先場所の反省を生かしてやっていきたい」と11勝に終わった新横綱場所からの巻き返しを見据えた。(共同通信)

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