
今回のふしぎの舞台は『大野練習場』
ここでは2軍に帯同する若鯉や、リハビリ中の選手が日々鍛錬に励んでいます。

その屋内練習場の横にあるのが、
現在は一軍の舞台で活躍する選手やカープを支えたレジェンドたちが
若手時代に暮らしていた『大野寮』です。

ミステリーハンターの天谷さんは、"今季続々と頭角を現す若鯉たちの秘密"を探るべく、大野寮の『選手食堂』に潜入します!

RCC野球解説者 天谷宗一郎
「(選手食堂は)全然変わっていないんですけど、私"あるもの"を見つけてしまいました!私が退寮したのが2008年、17年前なんですけど、そのころには無かったものが今は置かれています。一体それはなんでしょうか?」

天谷さんが食堂で見つけた"あるもの"とは・・・?
天谷宗一郎
「正解は『アンケートボックス』でした。」

選手食堂の料理長を務める宮本悦夫(みやもとえつお)さんは、
カープが最後に日本一になった1984年にカープに入社し、
41年間、若鯉たちの食生活を支えてきました。
天谷宗一郎
「これは何のアンケートなんですか?」
宮本悦夫料理長
「これは最近食堂に設置したんですけど、例えば『シーツ交換をしてほしい』とか、『タコライスが食べたい』とか、色んなリクエストを無記名で出してもらうので、自然な形で選手の要望を聞けるようになったんです。」

宮本料理長が作る食事の醍醐味は、その"圧倒的なボリュームと豊富な品揃え"。
選手たちにもそれぞれ、お気に入りの料理があるそうです。

岡本駿投手(2025年入寮)
「大野寮の料理は食材がすごく美味しいんです。肉とか。自分は『ハラミ丼』が好き。タレの味付けと肉の柔らかさが好きです。」

髙太一投手(2024年入寮)
「『ガーリックトースト』に一時期ハマっていて、一回食堂で『余っていないか』と聞いて以降、自分だけ2枚くらい上乗せでもらえる。身体が重い日も4枚くらいあったりするんで(笑)。」


選手にも大人気な大野寮のご飯を、天谷さんも17年ぶりにいただきます!
天谷宗一郎
「なつかしー!ではいただきます!」
※取材当日のメインメニューは『今治風チャーシュー丼』でした。

天谷宗一郎
「めちゃくちゃうまい!」
宮本悦夫料理長
「よかった!よかったです!」

天谷宗一郎
「宮本さん、"変わらない"です。」
宮本悦夫料理長
「そういってもらえると作り甲斐がありますね!
ご飯を作っていて一番難しいのは、食べる人が365日同じということ。新しいメニューも取り入れながら、飽きられないように、また食べたくなる料理を目指してやっています。」

天谷宗一郎
「味もそうですけど、とにかくボリュームが凄いですね!宮本さん、カープの現役選手で一番量を食べる選手って誰なんですか?」

カープの現役選手で、最も大食いな選手とは??
宮本悦夫料理長
「正解は、モンテロ選手です。」
天谷宗一郎
「食べそう!(笑)」

天谷宗一郎
「それくらい食べないと、あのパワーは出せないということですね!」
カープで日々高まる若ゴイたちの存在感。彼らの成長のウラには、今年からチームに加わった"ある人物"が影響していた・・・

天谷宗一郎
「ちょっとその方を紹介していただくことは可能ですか?」
宮本悦夫料理長
「承知致しました!」
食事中のルーキー・菊地ハルン選手と会話をしているこの人物こそ、
球団から"栄養管理強化の依頼"を受け、
今年からカープの2軍に帯同している馬明真梨子(まみょうまりこ)栄養士です!

馬明真梨子栄養士
「1・2軍問わず、チームの栄養に関するすべての仕事を担っています。寮の献立の確認をして、メニューのリクエストをしたり、遠征先のケータリングや宿舎のご飯も、担当の方とやり取りして、こういうのを出してほしいと話をしている。」

選手たちも、その効果を実感しています。
髙太一投手
「暑い中、一年間野球をしていても体重が減らない体づくりができる。」

前川誠太選手
「取る栄養も自分に何が必要か少しずつ分かってきた。次の日の疲れや寝起きの体調が変わった。」

岡本駿投手
「試合前に集中力を高めるために食べたらいいものを教えてもらって、試合に集中して投げられている。体重は入団時は82キロだったのが89キロに増えた。」

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