大相撲秋場所(14日初日・両国国技館)で大関昇進へ挑む関脇若隆景は11日、東京都中央区の荒汐部屋で出稽古に訪れた同じ関脇の霧島らと7番取り、6勝1敗と順調な調整ぶりを見せた。秋場所で11勝を挙げれば昇進の目安とされる3場所合計33勝に届く。「何も変わらず、一生懸命やるだけ」と無欲を強調した。
身上の下からの攻めが目を引いた。低く鋭い立ち合いから相手を起こすと一気に走り「いい感じだと思う」と納得の表情だった。
関脇だった2023年春場所で右膝を負傷し、3場所連続全休。幕下から再起して地道に番付を戻してきた。再び大関昇進への挑戦権を得て「いつも通りやるだけ」と静かな口調で語った。(共同通信)
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