
JOCは11日、都内で理事会を開き、橋本聖子会長が「理事の皆様方の力をお借りしてアスリートが躍動する委員会にしていきたい」とあいさつしました。
このあと橋本新会長のもとでの人事について議論が行われ、井上氏がJOCの選手強化本部長と、およそ1年後に愛知県を中心に開催されるアジア大会の団長に就任することが決まりました。

井上氏は宮崎県出身の47歳。
シドニーオリンピックの柔道男子100キロ級で金メダルを獲得し、引退後は、男子の日本代表の監督として東京大会では柔道男子で史上最多となる5つの金メダル獲得を果たしました。
現在は、国際柔道連盟の理事やJOCの常務理事を務めています。
このほか開幕まで5か月を切ったミラノ・コルティナ大会の団長に3年前の北京大会でも団長を務めた日本スケート連盟強化本部長の伊東秀仁氏が、副団長には長野大会のスキージャンプ団体で金メダルを獲得した全日本スキー連盟会長の原田雅彦氏が就任することになりました。
橋本会長は「過去最高のメダルを獲得するために最大限アスリートに寄り添い、サポート体制を整えていきたい」と話していました。
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