第1試合

第1試合は、宮城の仙台育英高校と沖縄尚学高校が対戦します。
仙台育英は1回戦で11安打、2回戦で10安打と2試合連続ふた桁安打でそれぞれの試合でホームランも出るなど打線が好調です。
沖縄尚学は2試合連続で完封勝利と、今大会まだ無失点で投手陣が好調です。
2回戦では先発の新垣有絃投手と、6回から登板したエース・末吉良丞投手の2年生の投手リレーで、あわせて三振13個を奪って完封勝ちし、2試合でノーエラーと堅い守りも光ります。
仙台育英の好調の打線と、沖縄尚学の2年生投手陣の対戦に注目です。
第2試合

第2試合は、春夏連覇を目指す神奈川の横浜高校と三重の津田学園が対戦します。
横浜は織田翔希投手が1回戦で完封したのに続き、2回戦では4回から9回途中まで投げ無失点と好投し、打っても2試合連続のタイムリーヒットと今大会、2年生ながら投打にチームを引っ張る活躍を見せています。
津田学園は、広島の広陵高校が出場を辞退したことにより2回戦は不戦勝となりましたが、甲子園で練習を行うなど1回戦から中9日と間隔が空く中で3回戦に備えてきました。
津田学園のエースで左腕の桑山晄太朗投手と、左バッターが多く並ぶ横浜打線の攻防が注目されます。
第3試合

第3試合は、兵庫の東洋大姫路高校と福岡の西日本短大付属高校が対戦します。
東洋大姫路は2回戦で、4番の白鳥翔哉真選手が3安打4打点の活躍で引っ張り、11安打で8得点と打線が力を見せました。
西日本短大付属も2回戦で、同点の8回に4番の佐藤仁選手が決勝のタイムリーツーベースを打って競り勝ち、延長タイブレークの末に勝った1回戦に続いて1点差の接戦を制しました。
強力打線が好調の東洋大姫路に対し、西日本短大付属は勝負強さが光り、試合では両チームの4番の働きも勝敗の鍵を握りそうです。
第4試合

3回戦最後の試合となる第4試合は、大分の明豊高校と県立岐阜商業が対戦します。
明豊は2試合連続ふた桁安打と打線が好調で、投手陣はエースの寺本悠真投手を中心に1回戦、2回戦ともに継投で相手の反撃をかわし勝ち上がってきました。
県立岐阜商業は、ここまで2試合とも先制されながら粘り強い戦いで逆転勝利を挙げ、3回戦に進みました。
2年生エースの柴田蒼亮投手が1回戦で135球、15日の2回戦は134球で完投し、2試合とも1人で投げ抜きました。
互いにどのような投手起用をするのかもポイントとなりそうです。
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