大相撲秋場所(14日初日・両国国技館)を初日から休場する東前頭12枚目の尊富士は途中出場せず、全休が決まった。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱照ノ富士)が明言した。右上腕二頭筋の腱断裂で先場所を途中休場し、8月に手術を受けた。

 尊富士がこのまま全休すれば来場所の十両転落は確実。十両の錦富士と宝富士が再入幕しなければ、明治時代の1883年から142年続く青森県出身の幕内力士が途絶えることになる。同県出身の西岩親方(元関脇若の里)は「この記録だけは守り抜いてほしい」と危機回避を願っていた。(共同通信)

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