ナショナルリーグ西部地区で首位のドジャースは12日から相手の本拠地サンフランシスコで同地区3位のジャイアンツとの3連戦が始まりました。

ドジャースは前の登板で9回2アウトまでノーヒットノーランを継続した山本投手が中5日で先発登板しました。

山本投手は1回、1アウトからフォアボールを与えたあと3番・アダーメス選手に左中間を破るツーベースヒットを打たれ、センターを守っていたパヘズ選手のエラーも絡んで1点を失いました。

その後は力のこもったボールで立ち直り、4回と5回にはいずれも2者連続で三振を奪うなど、2回以降6回までヒットを許しませんでした。

ドジャース打線は相手の先発ピッチャーで42歳のバーランダー投手に抑え込まれていましたが、1点を追う7回、6番・コンフォルト選手のソロホームランで同点に追いつきました。

山本投手は7回ウラ、2アウトを取ったあと、続くバッターからアウトコース低めのカーブでこの日、10個目の三振を奪い1失点で同点のままマウンドを降りました。

球数は91球、打たれたヒットが1本、フォアボールは1つ、三振は3試合連続の2桁となる10個を奪いました。

防御率は2.66となって勝ち負けはつかず今シーズンの通算成績は11勝8敗のままとなっています。

試合は1対1のまま延長戦に入りドジャースが10回ウラ、ジャイアンツに満塁ホームランを打たれて1対5でサヨナラ負けし連勝が「4」で止まりました。

地区2位のパドレスもこの日敗れたためゲーム差は2.5のままです。

また、大谷翔平選手はこの試合に1番・指名打者で先発出場し2打数ノーヒット、フォアボールは申告敬遠2つを含む3つでした。

ロバーツ監督“マイナー調整の佐々木朗希 次回も3Aで登板”

右肩の痛みでけが人リストに入り、マイナーで調整を続けているドジャースの佐々木朗希投手について、ロバーツ監督は次回も傘下の3Aの試合で登板すると明かしました。

佐々木投手は今月9日の前回登板でストレートは最速161.9キロを計測するなど状態を上げ、登板後には大リーグ復帰に向けた球団との話し合いが予定されていました。

しかし、ロバーツ監督によりますと佐々木投手が右ふくらはぎに違和感を訴えたため、マイナーでの調整を延長することになったということです。

症状は重くないということで、ロバーツ監督は「ふくらはぎの状態を確認する必要がある。いつ、どんな形になるかはわからないが、シーズン中に彼を大リーグで見たいと思っている」と話していました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。