東京世界陸上がいよいよ開幕。注目のマラソンは14日に女子、15日に男子(ともに午前7時30分スタート)が行われ、13日に男子代表の吉田祐也(28、GMOインターネットグループ)、近藤亮太(25、三菱重工)、小山直城(29、Honda)がオンライン会見に臨み、意気込みを語った。

今大会、猛暑の影響もあり選手の体調などを考慮して、35km競歩、マラソンともにスタート時間が8時から7時30分に繰り上がった。

吉田は「当初世界陸上に内定したときから申し上げている通り、大迫傑さんの6番を超えて、上位入賞を狙うという形を今まで続けてきていますので」と世界の強豪が揃う中、上位での争いを見据えた。

「世界陸上内定いただいたタイミングからずっと長期にわたって順調に練習を積めたことが今のスタートラインに立つ前の自信に繋がっている」と練習での手応えを口にした。

また出身校の青山学院大の後輩と共に練習をする期間もあり「すごく精神的に気持ちも楽になりましたし、学生たちがフレッシュな状態で来て、すごく刺激をもらいました」と話し、良いタイミングで練習ができたという。

自身2度目のマラソンが世界陸上の近藤は「これまでやってきたマラソン練習でほぼ100%の仕上がりでくることができた」と良い状態だとし「計画したメニューも全てこなすことができて、意気込みとしては8位入賞を目指して」と目標を明かした。「力をうまく温存して、残りの本当数㎞で、勝負所というところで自分の力を最大限発揮できるようにしていきたい」と戦略を。

パリオリンピック™も経験してきた小山も目標に“8位入賞”を掲げ、五輪は23位だったが「昨年のパリ五輪の悔しさを晴らせるような走りを」とリベンジを誓い、「この世界陸上は暑さが予想されていますので、何があるかわからないということで最後まで諦めずにしっかりと走りたい」と気持ちを引き締めた。

34年ぶりに東京で開催される世界陸上だが「たくさんの方々が現地に応援に行くよって言ってくださるので、そういう見に来てくれた人たちに見に行って良かったと思えるような走りをしたい」と意気込んだ。

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