初土俵から所要12場所、わずか2年で三役昇進を果たした安青錦は、横綱としては初めての優勝をめざす大の里と対戦します。

初顔合わせとなった先場所は、大の里が立ち合いから安青錦の体を起こして圧倒し「押し出し」で勝ちました。

大の里としては低く当たってくる相手に立ち合いから迷わず突き放して攻めて、2場所ぶりの優勝に向けて白星で発進したいところです。

一方、安青錦は立ち合いで踏み込んで横綱の圧力に負けず、低い姿勢を保って攻めることができれば勝機も見えてきます。

大関昇進に挑む関脇 若隆景は伯桜鵬と対戦

ここ2場所は三役で合わせて22勝をあげ、今場所は大関昇進に挑む関脇 若隆景は、平幕の伯桜鵬と対戦します。

初めての対戦となった先場所は若隆景が制しました。

若隆景としては、持ち味の低い立ち合いから強烈なおっつけなどで相手の体を起こして前に出て、大関昇進に向けてさい先よく白星を挙げたいところです。

対する伯桜鵬も重心の低い攻めが得意で、圧力で上回って攻め続けられるかが鍵になります。

このほか、先場所を途中休場した横綱 豊昇龍が前頭筆頭で40歳のベテラン 玉鷲と対戦、先場所、初優勝を果たした琴勝峰は同じ平幕の若元春と対戦します。

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