■ダイヤモンドリーグ(DL)第12戦 シレジア大会(日本時間16~17日、シレジア)

陸上の世界最高峰シリーズ戦ダイヤモンドリーグの第12戦、シレジア大会が行われ女子3000mでは田中希実(25、New Balance)が8分45秒80で13着に入った。また、1着はブダペスト世界陸上で1500m、5000m2冠、パリオリンピック™で1500m金メダルを獲得しているF.キピエゴン(31、ケニア)。王軍霞(中国)の世界記録(8分06秒11)に迫る8分07秒04をマークした。

田中は女子1500mと5000mの2種目で東京2025世界陸上代表に内定。2月に行われたミルローズゲームの3000mに出場し日本歴代最高となる8分33秒52をマークしている。

今月8日、次世代選手の育成支援を目的とした新たな育成プロジェクト「NSP BEYOND」の始動を発表した田中。このプロジェクトは走ることに真剣に向き合う若者をサポートすることを目的としており、競技⼒だけでなく、生活面や発信⼒、⼼の在り⽅にまで⽬を向けた包括的な育成プログラムとなる。

今回選考レースや面談を経て選ばれた選手には、ケニアやイタリアをはじめとする国内外の合宿への参加や国内外の大会帯同、田中や現役トップランナーとの練習を含む直接的な交流の機会が与えられるなど、1年間を通じて実践的な経験を積むことができる。

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