大谷選手はことし6月に2シーズンぶりに投打の二刀流で復帰し、徐々にイニング数と球数を増やしながらここまで12試合に先発して1勝1敗、防御率は3.75となっています。

ロバーツ監督は14日の試合前、大谷選手をポストシーズンでもレギュラーシーズンと同様に先発投手として起用する方針を明らかにしました。

大リーグではポストシーズンに入ると移動日が設定されるなど連戦が減るのにあわせて、各チームはローテーションを組む先発投手の数を減らすため、ロバーツ監督は大谷選手のリリーフでの起用も選択肢としてきました。

一方で、現在のルールでは、二刀流での出場は先発投手としてのみ認められていて、リリーフで出場した場合、その時点で指名打者が解除されます。

ロバーツ監督は「リリーフで使う場合はバッターとして彼を失うリスクがあり、今の段階でそれは想定していない」とリリーフでの起用を見送った経緯を説明しました。

大谷選手の登板はレギュラーシーズン中はあと2試合となる見通しで、この日は先発登板する16日のフィリーズ戦に向けてブルペンでの投球練習を行い、24球を投げて感触を確かめていました。

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