カーケア製品のソフト99コーポレーションは17日、同社が実施しているMBO(経営陣が参加する買収)を目的としたTOB(株式公開買い付け)について買い付け期間を10月2日まで延長すると発表した。従来は9月19日までだった。
投資ファンドのエフィッシモ・キャピタル・マネージメントが12日、ソフト99に対してTOBを発表した。エフィッシモのTOB価格は4100円と、ソフト99によるTOB価格(2465円)を大幅に上回っていることから期間延長を決めた。決済の開始日も9月29日から10月9日に変更する。
ソフト99は8月、経営の自由度を高めるためMBOで株式を非公開化すると発表していた。同社の田中秀明社長が設立した堯アセットマネジメント(大阪市)が、8月7日からソフト99に対しTOBを実施している。
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