
豚肉の加工販売を手掛けるディブロ(島根県邑南町)は加工工場を増設する。約2億円を投じて、加工能力を2倍の年産6000頭程度まで高める。円安による輸入豚肉の価格上昇などを背景に、国産豚肉の需要が伸びていることに対応する。
同社は邑南町産の豚肉を「石見ポーク」として販売する。本社隣接地に既存工場の1.5倍の広さを持つ約440平方メートルの新工場を建設。豚肉のカット、冷蔵、冷凍の設備を設ける。2026年中に稼働する予定だ。
16日に県、邑南町と立地計画に関する覚書を調印した。ディブロは今後3年で3人の新規雇用を計画している。県から最大2400万円の補助金を受ける。邑南町からは採用活動などで支援を受ける。

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