
明治ホールディングス(HD)の食品子会社の明治は18日からアイス「エッセル スーパーカップ」に納豆やアボカドといった食材や調味料を組み合わせるイベントを始めた。スーパーカップは1994年の発売で、消費者の年齢が上がっていることからSNS映えするイベントをすることで若年層に訴求する。

スーパーカップの「超バニラ」味に食材や調味料を組み合わせるイベント「スーパーカップ研究所」を開く。納豆やアボカドなど意外性をテーマにした食材に加え、わらび餅やクッキーなどおいしさを追求できる食材をテーマにした計44種類から3つ選ぶことができる。調味料やスパイスは35種類あり「味変研究コーナー」から自由に選ぶ。
研究所をイメージし、来場者は「見習い研究員」として体験する。食材や調味料、スパイスの60万通り以上の組み合わせからその人だけのスーパーカップの方程式を作り出し、新しい味わいを探す設定だ。会場ではビーカーや試験管を置き、白衣を着たりゴーグルを付けたりすることもできる。写真映えするスペースも用意した。

入場者には「スーパーカップ研究所」のロゴ入りアイススプーンとシリアルナンバー入りの「研究員証明書」を配布する。イベントでスーパーカップに組み合わせた素材のシールを貼ったスーパーカップの容器ももらえる。
イベント期間は9月18〜21日で、営業時間は午前11時〜午後7時(18日のみ午後4時から午後7時)。体験時間は約40分で、事前予約制。入場料は500円。東京・渋谷で開催する。9月20日は約30年前にスーパーカップを発売した日で、明治が「明治 エッセル スーパーカップの日」と名付けている。記念日に合わせてイベントをする。
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