塩野義製薬は19日、傘下の鳥居薬品が開発した水いぼ治療用のぬり薬「ワイキャンス」について、国内での製造販売承認を取得したと発表した。これまで水いぼは手術による除去が中心で、治療薬としては国内初となる。痛みを抑えながら治療できることが期待される。

水いぼは主に小児に多く見られる感染症で、国内患者は約2万人と推定される。鳥居薬品はさらに、国内に約40万人の患者がいるとされるウイルス性いぼへの適応拡大に向けた開発も進めている。

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