
GEヘルスケア・テクノロジーズの日本法人、GEヘルスケア・ジャパン(東京都日野市)は19日、超音波で検査する心エコー用の人工知能(AI)サービスを始めたと発表した。機器の最適な利用方法をAIが指南し、画像も自動で撮影する。検査経験の乏しい医療従事者でも検査できるようにする。在宅医療の需要も見込む。
持ち運びできる小型の超音波診断機器「Vscan Air SL」に搭載した。タブレット端末やスマートフォンと連携させて使う。AIの説明に従えば熟練者でない医師や看護師でも検査の精度を高められる。
検査結果の算出もAIが担う。心機能の指標として使われる左心室の収縮度について、推定値を示す機能を備えた。5万件以上の心エコー画像を深層学習させた独自のアルゴリズムで正確に数値計算できるようにした。サービスの希望小売価格は税別18万円。
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