高さ約4メートルで腕が4本ある人型ロボット。外装が柔らかくなめらかに体を動かせる(19日、大阪市此花区)

ソフトバンクグループ傘下のアスラテック(東京・港)は大阪・関西万博で、自社開発のシステムで制御するロボットの展示を始めた。高さ約4メートルで腕が4本ある人型ロボットや、4人乗りで4足歩行ができる作業用アーム付きロボットなど従来のイメージとは異なるタイプを展示している。

6本足で移動するロボットや着ぐるみ型のロボットなどを含めて計5種類のロボットを展示している。いずれもアスラテックが開発したシステム「V-Sido(ブシドー)」で制御しており、形状や大きさ、モーターなど駆動機器が異なっていても同じシステムで制御できる。

4本の足で動く4人乗りロボット。アームで作業をすることができる(19日、大阪市此花区)

監修した吉崎航取締役は「現状は活躍していないがコンセプトが新しく筋がいいものをあえて展示している」としたうえで、「こんなロボットもあるんだなと思ってくれたらいい」と語る。万博会場のエンパワーリングゾーンの施設「ロボット&モビリティステーション」で28日まで展示する。

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