NTTと安藤ハザマは、遠隔で山岳トンネル工事の施工管理をできる実証を2026年3月までに始めると発表した。NTTの次世代通信基盤「IOWN（アイオン）」の技術を活用する。崩落や事故の予兆をいち早く検知するデータ解析も進める。建設業界の人手不足やインフラの老朽化といった課題に対応する。
IOWNは光技術を使った「低消費電力・低遅延・大容量」を強みとする。IOWNは現場状況の正確な把握や、現場とオフィス、データセンターなどの多拠点間の接続、人工知能（AI）によるデータ分析で用いる見通しだ。施工管理は最大で1000キロメートル離れた場所からリアルタイムでできるようにする。
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