リコーは24日、業務自動化支援のスタートアップ、マースディ(東京・港)に出資したと発表した。コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を通じて出資し、金額は非開示としている。リコーが手がける顧客業務のデジタル化支援サービスにおいて協業を探る。

マースディは2018年に創業。「オートデート」と呼ばれる業務自動化ソフトウエアを開発する。営業担当が日々入力する売上高データの集計や加工といった業務を自動化する。

自動化ソフトを導入しても、確認作業など人手で行う必要のある業務が一部残る。このため、マースディのサービスはソフトウエアで自動化しきれないマニュアル業務についても請け負うのが特徴だ。

リコーはマースディ同様に業務自動化ソフトウエアを開発している。マースディと組むことで、人がマニュアルで行う業務にまで支援の幅を広げ、より顧客の需要に沿ったサービスの開発につなげる。

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