栃木県などは秋の行楽シーズンを迎える10~11月に、奥日光で実態調査を実施する

栃木県などは24日、日光市の中心部と奥日光地域を結ぶ「いろは坂」で深刻化する渋滞の緩和策などを話し合う「奥日光地域における持続可能な地域づくり検討会」の第3回会合を開いた。

いろは坂を補完する奥日光への新モビリティ(移動手段)の実現性を探るために実施する調査で、携帯電話の位置情報データやビーコンを用いた人流解析をすると決めた。ほかにも奥日光の来訪者や地域住民、物流・施設事業者などに広くアンケートを取り、現状の課題を把握するとした。

同調査は秋の行楽シーズンの10〜11月に実施する。得られた結果は2026年1月から分析し、同年3月の公表を予定している。第3回会合には日光市や東武鉄道の担当者のほか、環境省や国土交通省、林野庁の職員がオブザーバーとして参加した。

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