北陸鉄道(金沢市)は地域住民に一推しの駅を尋ねたアンケートの結果、鶴来駅(石川県白山市)が1位になったと発表した。同駅は北陸鉄道の石川線の始発・終点駅で、合計402票のうち44票を得た。駅舎は1933年に建設され増改築を経て現在の形になっており「歴史を感じる駅舎がいい味を出している」などの意見が寄せられた。

鶴来駅は1915年に開業、火災を経て33年に再建された。増改築を経て現在の形になった

北陸鉄道は石川線と浅野川線の2線を運行しており、全部で29駅ある。鶴来駅は1915年に開業した後に火災で焼失したが、33年に再建された。過去の電車の部品などを展示する駅内のスペースを一推しの理由に選んだ人もいた。2位は43票を得た内灘駅(石川県内灘町)、3位は42票で北鉄金沢駅(金沢市)だった。

アンケートは北陸鉄道の石川線開業110周年、浅野川線開業100周年を記念して7〜8月にかけて実施した。上位の3駅では約1カ月間、投票者のコメントを掲載したポスターを掲示する。

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