連携協定を結んだ、新潟県湯沢町の田村正幸町長㊨とグッドマンサービスの月花拓美社長(25日、湯沢町役場)

新潟県湯沢町は25日、リゾート地への人材派遣などを手掛けるグッドマンサービス(東京・千代田)と移住促進に向けた連携協定を結んだ。同社の登録スタッフなどに、連携して町への移住を促す。リゾートで働く意欲がある人に町の移住政策を紹介することで、移住・定住の実現につなげる。

同社に登録しているスタッフ、約3万6000人に湯沢町の魅力や生活環境などの情報を提供するほか、同社のサイト・パンフレットなどを通じて町の移住政策を発信する。リゾートバイトと移住を組み合わせたポータル(玄関)サイトの開設や町の魅力を伝えるイベント・セミナーの共同開催なども想定している。町への移住に関心を持つ人を対象に相談機会も設ける考えだ。

グッドマン社は冬季を中心に、年間約500人を湯沢町内に派遣している。派遣される人は20〜30代の若者が中心で、スキー場やホテルなどで働いている。田村正幸町長は協定締結を受け「町の魅力あふれる環境や移住政策が一層広がり、移住・定住者の増加につながることを切に期待している」と述べた。月花拓美社長は「地域の活性化や地方創生に貢献できれば」と話した。

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