
ハム・ソーセージ製造の信州ハム(長野県上田市)は、25日に開いた取締役会で、下平匡克取締役(59)が同日付で社長に就任する人事を決定した。堀川善弘社長(66)は代表権のある会長に就く。
原材料高が続く中、2026年に会社設立から80期目を迎えることを視野に組織の若返りを図る。生え抜きで営業畑が長かった堀川氏に対し、下平氏は八十二銀行出身だ。信州ハムでは関連会社の合併など銀行時代の経験をいかし財務のスリム化などに注力してきた。
下平 匡克氏(しもだいら・まさかつ)1989年(平成元年)法政大法学卒、八十二銀行入行。22年から信州ハムで執行役員、23年に取締役管理本部長。長野県出身。鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。