
よつ葉乳業は25日、プロセスチーズなどの新商品を10月1日から販売すると発表した。国内チーズ市場の半分近くを占めるプロセスチーズ分野に本格参入し、販売拡大を目指す。食べやすさや高級感を打ち出し、他社商品との違いをアピールする。
新たに展開するのは「よつ葉 北海道十勝 ミルクスライス」と「よつ葉 北海道十勝 とろけるミルクスライス」の2商品。原材料のナチュラルチーズには十勝産を100%使用した。ともに7枚入りで希望小売価格は388円。
ミルクスライスは酸味をおさえた味わいで、朝食やおやつにそのまま食べられる。とろけるミルクスライスはホットサンドなどに最適で、チェダーチーズとゴーダチーズ計70%のほか、糸引きのよいモッツァレラチーズも30%配合した。
同社はこれまでナチュラルチーズが主力商品で、プロセスチーズの販売構成比はチーズ製品の3%程度だった。国内のチーズ市場では46%にのぼるという。
濃縮バターミルクやクリームを使った「よつ葉 DESSERT YOGHURT」と「よつ葉 DESSERT YOGHURT DRINK」も1日に発売する。高たんぱく志向のダイエットブーム一巡をとらえ、「プチご褒美」需要に狙いを定める。「北海道アイスクリーム」や「クリーム仕立てよつ葉オレ」シリーズなどの期間限定品も売り出す。
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