来場者の人気を集めている「大阪・関西万博 記念ICOCA」(4月、大阪市此花区)

JR西日本は、大阪・関西万博を記念した交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」の記念商品を完売したと発表した。万博公式キャラクター「ミャクミャク」とJR西の公式キャラクター「カモノハシのイコちゃん」のコラボイラストが人気で、販売総数は11万セットにのぼった。

JR西グループで販売する「大阪・関西万博 記念ICOCA」は、開幕初日から万博会場内の西ゲート近くのオフィシャルストアで販売したほか、会期途中から会場内外の電子商取引(EC)サイトにも販路を広げた。

オンライン限定も含めて計9種類を販売した。特に合皮パスケースのセット(3200円)の人気が高く、6月に3万枚を追加生産するなどして計3万5000セットを販売した。

販売を手がけるジェイアール西日本デイリーサービスネット(兵庫県尼崎市)によると、大量購入やフリマサイトでの転売も確認されたといい、オフィシャルストアでは開幕2日目から1人あたりの購入点数を5セットから2セットにしたほか、1日ごとの販売制限も設けた。

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