歯科医院向けシステムを手掛ける東和ハイシステムは2026年1月1日付で社名を「Hi(ハイ)クラテス」に変更すると発表した。主力商品シリーズの総称であるHiクラテスと社名を統一し、歯科業界へのさらなるブランド浸透を狙う。25年12月下旬に開く株主総会で承認を得る。

同社は歯科医院向けの電子カルテとサブカルテ、歯周病検査用の3システムを6月から「AI・音声 Hiクラテス」シリーズとして販売している。いずれも人工知能(AI)を活用し音声入力に対応しているのが特徴だ。古代ギリシャの医師で西洋医学のルーツとされるヒポクラテスにちなんだ。
同社は岡山市でレジ販売会社として1978年に創業。86年から歯科医院向けシステムの開発・販売に乗り出した。2020年に東証の旧ジャスダック市場に上場し、現在はスタンダード上場。25年9月期の単独決算は売上高23億円を見込む。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。