
経済同友会の岩井睦雄筆頭副代表幹事(日本たばこ産業会長)は30日、東京都内で記者会見し、新浪剛史代表幹事の処遇について臨時理事会で議論した結果、「見解の相違が大きく、同友会の分断を招きかねない状況だった」と述べた。
岩井氏によると、この日の理事会の審議は利害関係者である新浪氏を除いて実施。そのうえで、新浪氏が自身の考えを述べる機会も設けたという。
審議では、同友会会員としての資格要件や、企業での実績を含めた資質などを巡って意見が分かれたといい、岩井氏は「プラスとマイナスどういうふうに評価するか。私が見るに、まさに真っ二つになっていた」と明かした。【成澤隼人】
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