
SBIグローバルアセットマネジメントは30日、2025年12月1日にもSBIレオスひふみを吸収合併すると発表した。同社は「ひふみ投信」を運用するレオス・キャピタルワークスの親会社で、11月27日に東証グロース市場を上場廃止になる見通し。SBIホールディングスは傘下のアセットマネジメント会社の統合を通じて合理化を進める。
SBIレオスひふみ1株に対してSBIグローバルアセットマネジメントの株式0.36株を割り当てる。SBIレオスひふみ子会社のレオス・キャピタルワークスのブランドなどは当面の間存続する見通し。会社の統合で合理化を進めて収益の拡大を目指す。
SBIグローバルアセットは2028年3月期に運用残高を25年3月期比約3倍の20兆円に増やす計画を掲げる。9月に同じSBIグループのSBI岡三アセットマネジメントを傘下に移すなどグループ内の資産運用事業の再編を進めていた。
SBIレオスひふみが傘下に置くレオスは主に日本株で運用する投信「ひふみ投信」を手がける独立系運用会社の代表格として知られてきた。20年にSBIホールディングスの傘下に入った。
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