マブチモーターは1日、駆動部品のモーターなどの設計、開発を行う子会社を設立したと発表した。これまで主力としていなかった医療や民生機器など向けの設備開発に力を入れる。資本金は4億9000万円。

新会社名は「マブチモーターエンジニアリング」で、1日付で設立した。モーターに使う部品の製造設備や金型の設計、開発なども行う。これまで金型などを扱う社内の部門では、主力の車載向けなど一部製品のみの開発にとどまるという課題があった。

既にマブチモーターにあった設備や金型の開発機能を法人化するため、25年12月期の業績への影響は軽微とした。同社は2030年を最終期とする7カ年の経営計画で多様な事業部門での製品開発を掲げており、今回の子会社設立もその一環としている。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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