内定者23人は、明石海峡大橋の主塔から瀬戸内の景観を楽しんだ

本州四国連絡高速道路会社(本四高速)は民営化から20年の節目を記念し、本州と淡路島を結ぶ明石海峡大橋で内定式を開いた。淡路島側の橋台に設けた会場で、後藤政郎社長は23人の内定者に「社会と地域に貢献するのが企業の存在意義。誇りと責任を持って歩んでほしい」と呼びかけた。

明石海峡大橋の橋台に並んだ内定者ら(兵庫県淡路市)

式典後、内定者は橋の主塔に昇り、海上289メートルの高さから瀬戸内の景観を楽しんだ。このうち山本乙桃実さん(21)は「橋のスケール(の大きさ)とともに、技術力と橋を維持し続ける大変さを実感した」と話した。多田智貴さん(23)は「大学で学んだ防災、大学院で専攻している観光分野の知見を生かして事業に貢献したい」と抱負を語った。

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