
1日付で九電工から社名変更した「KRAFTIA(クラフティア)」は1日、福岡市内で2026年4月入社予定者の内定式を開いた。あいさつした安川仁上席執行役員は「新たなステージに立つ記念すべきスタートの日」と述べ、内定者に対して「約20年後に創立100年を迎えるこの会社で主役を演じてもらいたい」と期待した。
大卒・院卒内定者は165人(前年155人)で、内訳は技術部門132人(同126人)、営業総合企画部門33人(同29人)。式の後、配電部門に内定した田中遥貴(はるき)さん(22)は「クラフティア1期生として、いろいろなことに挑戦して貢献したい」と話した。

同社は、九州電力の関連会社で九州の電気工事を手がけ、事業地域を国内外に拡大。空調工事や不動産事業など経営の多角化を進めている。新社名は、技術を意味する英語の「CRAFT」をベースに、九電工のローマ字表記や「INNOVATION(革新)」、「ACTION(実行)」の頭文字を組み合わせた。同社は1944年に「九州電気工事」として設立、89年に九電工と改称した。【中園敦二】
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