ユニクロの「ユニクロTOKYO」(東京都中央区)

ファーストリテイリングが2日発表したカジュアル衣料品店「ユニクロ」の9月の国内既存店売上高(電子商取引含む)は、前年同月比1%減だった。5カ月ぶりに前年同月を下回った。前年が好調だった反動に加え、気温が高く推移したため秋物衣料の販売が伸び悩んだ。

客数も3%減と5カ月ぶりにマイナスとなった。2024年9月は売上高が22%増、客数は18%増と好調で「前年同月に比べ休日が1日少なかったこともあり、マイナスにはなったがそこまで心配はしていない」(同社)という。

客単価は2%増と4カ月ぶりに前年同月比でプラスとなった。25年春夏にリニューアルした「EZYジーンズ」などのパンツは好調に推移した。新商品の販売が堅調に推移したことで、客単価を押し上げた。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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