三井住友ファイナンス&リースはケネディクスを完全子会社化した

三井住友ファイナンス&リース(FL)は2日、不動産運用会社のケネディクスを完全子会社化したと発表した。2021年に7割を取得し、今回は香港系の物流不動産大手ESRグループの傘下子会社が保有していた3割を取得した。完全子会社化で経営の自由度を高め、不動産領域の事業拡大と収益の取り込みを図る。

三井住友FL傘下のSMFLみらいパートナーズとその子会社を通じて追加取得した。金額は公開していない。

三井住友FLは21年、傘下のSMFLみらいパートナーズを通じてTOB(株式公開買い付け)で連結子会社化していた。ケネディクスは4兆6000億円超の受託資産残高を持ち、不動産セキュリティトークンや賃貸住宅ブランド「コレット」事業を手掛けている。

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