三井金属は2日、完全子会社で地下資源や土壌環境の調査を手掛ける三井金属資源開発(東京・品川)の株式の33.4%をK&Oエナジーグループに売却すると発表した。地熱事業などでの掘削を手掛けるK&Oエナジーと組み、再生可能エネルギー分野で技術力を高める。
三井金属資源開発は、鉱物や地熱、水資源の調査や開発についてコンサルティングを手掛ける。土壌環境の調査や浄化対策も担う。K&Oエナジーは地熱調査や掘削事業を持ち、シナジー(相乗効果)の実現を目指す。
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