
農業機械などを手掛けるKOBASHI HOLDINGS(岡山市)は岡山市内でオフィスや飲食店が入る複合ビルを着工したと発表した。2027年5月の完成を予定する。国際展開を目指す企業や起業家の拠点のほか、カフェなどを誘致する。建設地はJR岡山駅から徒歩10分足らずで、市中心部のにぎわい創出にもつなげる。
4階建てで延べ床面積は約2400平方メートル。1〜2階に8つのテナントを誘致する。3〜4階の用途は未定だが、グループ企業でオフィスとして共有することなどを検討する。担当者は「岡山と世界をつなぐような拠点になれば」と話した。
同社は1910年に創業し、耕うん爪や農機を製造してきた。今後の成長の柱を農機事業の海外展開と国内での新規事業開発と定める。東南アジア諸国連合(ASEAN)やインドといった成長市場への進出とともにスタートアップ支援などに取り組む。
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