第一三共は2日、米カリフォルニア州サンディエゴに研究開発拠点を開設したと発表した。他企業や大学、研究機関などと連携し、外部の知識や技術を取り入れて技術革新につなげるオープンイノベーション拠点の役割を担う。
同社は2024年に米マサチューセッツ州ケンブリッジとドイツ・ミュンヘンにも、同様の拠点を開設している。サンディエゴの拠点は日本を除けば、世界3カ所目の研究イノベーション拠点となる。
サンディエゴはバイオ関連のスタートアップや研究機関、ベンチャーキャピタル(VC)が集まる。第一三共は「外部との研究連携を一層強化し、新薬創出の基盤となる最先端のサイエンスを継続的に見いだしていきたい」と説明する。
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