
丸井グループは2日、外国人専用のゴールドカードの発行を15日に始めると発表した。年会費が永年無料のほか限度額の拡大を通して在留外国人の需要を取り込む。空港ラウンジの利用が無料になる特権なども付けて利便性を高めた。在留外国人の増加を受けてサービスを充実させ、カード会員数の拡大につなげる。
「GTNエポスゴールドカード」を発行する。外国人の就労支援のノウハウを持つグローバルトラストネットワークス(GTN、東京・豊島)と提携した。
2017年に発行した外国人専用クレジットカード「GTNエポスカード」の優良顧客に利用を案内する。同カードはGTNが提供する賃貸仲介や就労支援などのサービスを利用する外国人らが利用しており、カードの保有者は2万人以上にのぼる。
従来、獲得時から2年の有効期限があったマルイの店舗などで使える「エポスポイント」も、ゴールドカードでは無期限とした。2031年までに若者や外国人などに利用を広げ、金融サービス利用者1000万人を目指す。
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