
文具大手のプラスは2日、人工知能(AI)研究開発のテクノフェイス(札幌市)とオフィスのレイアウトを自動生成するAIを共同開発すると発表した。プラスが手掛けるオフィス設計業務を効率化する。2〜3年以内の実用化を目指す。
テクノフェイスは図形情報を扱うAIに強みを持つ。ブラウザー上でオフィス面積のほか、座席や個室の数などを入力すると、レイアウトを自動生成するAIを開発する。複数のデザインを素早く生成し、デザイナーの工数を減らして顧客の意思決定も早める。2026年の夏ごろに社内でテストを始める。
プラスの北尾知道常務は「設計者がよりクリエーティブな過程に注力できる環境が、企業価値を高めるオフィスの実現につながる」としている。
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