ファイントゥデイホールディングスの小森哲郎社長

ヘアケア・スキンケア商品「ツバキ」や「ウーノ」などの日用品を手掛けるファイントゥデイホールディングス(HD)は3日、東京証券取引所から新規上場承認を受けたと発表した。11月5日付でスタンダード市場に上場する。約190億円の新株を発行する予定だ。

想定売り出し価格は1株1470円で、機関投資家の需要を踏まえて10月27日に売り出し価格を決める。時価総額は1690億円になる見通しだ。

ファイントゥデイは資生堂の日用品部門が分離し、欧州系の大手投資ファンドCVCキャピタル・パートナーズの傘下に入る形で2021年に設立された。

25年12月期の連結売上高は前年同期比6%増の1133億円、営業利益は7%減の136億円を見込んでいる。

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