楽天グループは3日、2025年7〜9月期の連結決算(国際会計基準)で減損損失270億円を計上する見込みだと発表した。ネットスーパー事業「楽天マート」の顧客獲得が計画を下回り、回収可能価格が帳簿価格を下回る見通しとなったため。大阪府内にある倉庫の利用を停止し、関西エリアでのサービス提供を12月22日から中止する。

新型コロナウイルスの感染拡大が収束して以降、実店舗での購買に回帰する傾向となったことなどにより売り上げが停滞しているという。楽天マートは全国に倉庫を3拠点構えており、関東地方にある2拠点ではサービスの提供を継続する。

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