「今後も積極的に」が過半数
人材総合サービスのマイナビ(東京)が2025年7月、インターネットを通じて調査した。対象は中途採用業務を担当する企業の人事担当者で、有効回答数は1600人。
企業が中途採用を実施した理由を複数回答で尋ねたところ、「即戦力の補充」に続いて、「退職者の増加」32.4%、「既存事業の拡大」30.3%などが挙がった。
今後の中途採用の意向は、「積極的になる」が54%で、「消極的になる」7.4%を大きく上回った。業種別で「積極的になる」が最も多かったのは、金融・保険・コンサルティング業で59.1%だった。
また、直近半年間(25年1~6月)における正社員の過不足感は、「余剰を感じる」としたのが27%で、「不足を感じる」は45.8%だった。24年と比べ余剰感はほとんど変わっていないが、不足感は約3ポイント上昇した。
【資料】
- マイナビ「中途採用実態調査2025年版」
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