ワコムは、同社のデジタルペン技術が韓国サムスン電子の新型タブレットの電子ペンに継続採用されたと発表した。同社の技術は、2011年からサムスン電子の「Galaxy（ギャラクシー）」シリーズの「Sペン」に採用され続けている。

新型タブレット「Galaxy Tab S11 Ultra」「Galaxy Tab S11」用に刷新したSペンは、六角形デザインを採用することで操作性が向上したという。また、円錐形（えんすいけい）の新しいペン先により、より広い傾斜角度に対応し、さらに精密な操作が可能になったとする。

ワコムのエグゼクティブ・バイス・プレジデント小峰明武氏は「Sペンが新しい形に刷新され、サムスンとワコムの協力関係もさらに強化された。今後も両社でSペンの体験を磨き上げ、進化させ続ける」とコメントしている。

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