
伊藤忠商事傘下のドール(東京・中央)はアサイーやマンゴーなどのフルーツを使ったデザート「Dole スムージーボウル」の販路を広げる。セブンイレブンで3月以降に先行販売していたが、10月7日から他のコンビニチェーンでも販売を始め、11月からは全国のスーパーでも取り扱う。2025年中に累計販売数500万個を目指す。
同商品はアサイーなどの果物をベースにしたスムージーに、バナナやブルーベリーなどの冷凍フルーツをトッピングしたカップ入りのデザート。グラノーラをかけて食べる。スムージーはアサイーとマンゴーの2種類を展開し、価格はそれぞれ498円。
SNSを中心にトレンドとなったアサイーボウルが手軽に楽しめるとして、若い世代を中心に一時品薄になるほど人気を集めた。3月の販売開始から既に350万個を販売した。このほど年間1000万食程度まで国内の生産体制を整え、販路拡大に踏み切った。
10月8日〜13日まで東京都渋谷区でスムージーボウルの体験型店舗を開く。約100種類のトッピングの中から好きなものを1〜5種類選んでオリジナルのスムージーボウルを作れる。
ドールの成瀬晶子シニアマネージャーは「自分の好きな組み合わせを見つけてもらい、毎日飽きずにスムージーボウルを楽しんでもらいたい」と話す。

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