JVCケンウッドは8日、IP無線アプリを手がける米San Luis Aviationを2026年3月末までに完全子会社化すると発表した。San Luis Aviationは米政府向けといった公共市場などでスマートフォンやタブレットに対応したIP無線サービスを提供している。既存の無線端末やシステムに加え、重点市場とする北米を中心にIP無線領域を強化する。

買収額は非公開で、26年3月期の業績への影響は軽微だという。JVCケンウッドは中期経営計画で無線システム事業を成長けん引役としており、30年に同事業の売上収益を1200億円へ増額を目指す。

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