オフィス仲介大手の三鬼商事が発表した9月の福岡ビジネス地区(天神など主要6地区)のオフィス空室率は、前月比0.04ポイント低下の4.87%だった。需給均衡の目安となる5%を2カ月連続で下回った。天神エリアは9.00%で、建て替え予定のビルや郊外からの移転による成約があり、0.04ポイント低下した。

同地区全体の空室面積は1カ月間で約1320平方メートル減った。オフィス1坪(約3.3平方メートル)当たりの平均賃料は前月より48円高い1万2156円だった。

オフィス仲介大手の三幸エステートが発表した福岡市全体の9月のオフィス空室率は、前月比0.05ポイント上昇の4.92%となった。平均賃料は1坪当たり1万5399円と、85円上がった。

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