
眼鏡専門店を運営するジンズホールディングス(HD)が10日発表した2025年8月期の連結決算は、純利益が前の期比78%増の83億円と過去最高を更新した。国内では高単価の商品の販売が好調だったほか、インバウンド(訪日外国人)需要の取り込みが奏功した。海外では台湾での事業が堅調に推移した。
売上高は17%増の972億円、営業利益は54%増の120億円と、いずれも過去最高だった。期末配当は前期実績から18円増の59円、年間配当は48円増の109円とした。
26年8月期の連結業績は、売上高が前期比15%増の1116億円、営業利益が8%増の130億円、純利益は6%増の88億円を見込む。商品の高付加価値化を進めるほか国内、海外ともに出店を加速してブランドイメージの強化に取り組む。
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